【唾液の役割について】木更津市で歯医者をお探しの方はお越しください。

清見台いしい歯科

0438-97-7090

〒292-0041 木更津市清見台東3-1-7

営業時間:平日 9:30~13:00/14:30~19:00 土日 9:30~14:30
定休日:水曜・祝日

【唾液の役割について】木更津市で歯医者をお探しの方はお越しください。

スタッフブログ

2022/04/18 【唾液の役割について】木更津市で歯医者をお探しの方はお越しください。

 

こんにちは。

今回は、もし唾液がなかったら…についてお話しをします。

 

もし唾液がなかったらカラカラに乾燥し、喉がひどく乾いて咳が止まらなくなります。

食事や会話も困難になり、口の中はヒリヒリと痛み続けます。

 

◆もしも唾液がなかったら◆

健康な人の場合、1日に出る唾液の量は、1.5リットル前後にもなります。

これ大量に唾液が分泌されるには、理由があります。

唾液とは、口に中の耳下腺(じかせん)、顎下線(がくかせん)、舌下腺(ぜっかせん)の3つの大きな唾液腺と

唇・口蓋・舌下などの小唾液腺から分泌される無色・無味・無臭の液体でムチンや

でんぷん分解酵素のプチアリンなどが含まれています。

唾液は、私たちが健やかでいるためには、とても大切な働きを担っています。

 

◆唾液が口内と体の健康を保つ◆

 

①「潤す、洗う」

唾液は、口の中を潤し、洗い流します。

唾液があるため、硬い歯で口中の柔らかい粘膜が傷つかず、更に食べカスを洗い流して

虫歯や口臭の原因を取り除きます。

 

②「再石灰化する」

唾液の中には、歯の成分であるカルシウムやリンが含まれており、食後しばらくすると

酸を中和し、歯の表面に付着して溶け出したエナメル質を補います。

また「スタテリン」というタンパク質で徐々に歯を硬くしていきます。

 

③「口の中のpHを一定に保つ」

飲食後は、口の中が酸性に傾きがちです。酸性の状態が長時間続くと歯が溶けて虫歯になりますが

唾液の持つ緩衝(かんしょう)作用※によって、口の中をいち早く中性に戻し、虫歯になるのを防ぎます。

※ヒトの体に酸やアルカリが加えられた時に、pHを正常域に保とうとする性質。

 

◆唾液が食事を美味しくする◆

 

①「消化を助ける」

唾液の中に含まれる消化酵素のアミラーゼは、糖質を分解し、体内に

吸収の改善しやすい状態にする酵素です。

 

②「咀嚼(しょしゃく)・嚥下(えんげ)を助ける」

食事の時にはで嚙み砕かれた食物は、唾液と良く混ぜ合わせれる事で(咀嚼)飲み込みやすい形になり

喉から食道、胃へと済む送り届けられるのです。(えんげ)

 

③「味わう事を助ける」

食べ物に含まれる「味の元となる物質」は、唾液に溶け込み、舌の「味蕾(みらい)」と呼ばれる

味覚受容器に届く事で味を感じることができるのです。

唾液がないと、舌がこすれて味蕾がなくなったり、舌炎を起こすなどで味物質が味蕾に

届かなくなり、「味覚障害」に陥ってしまいます。

 

次回は、ドライマウス症候群についてお話しをします。

 

 

清見台いしい歯科

電話番号 0438-97-7090
住所 〒292-0041 木更津市清見台東3-1-7
営業時間 平日 9:30~13:00/14:30~19:00 土日 9:30~14:30

※最終受付時間は終了時間の30分前です。
定休日 水曜・祝日 ※祝日のある週の水曜日は診療いたします。

TOP